准看護学校は倍率が高いので、1校だけ受けるのでは不安ですよね。
その年に絶対に入学したいなら尚更です。
わたしも不合格だった場合のことを考えて、2つの学校を受験しました。
今回は2つ以上の学校を併願するべき理由と、併願することのメリット・デメリットを記事にしました。
面接で併願しているか聞かれたときの対処法も簡単に書いてありますよ(^O^)
滑り止め・併願(へいがん)とは
滑り止め:入学試験で、目的の学校に落ちた時に備えて、別の学校を受けること。
併願:受験の際、二つ以上の学校に願書を出すこと。
ひとつの学校だけではなく、別の学校も受験するということですね。
わたしも、その年に絶対に看護学校に入学したかったので通える範囲にある2つの准看護学校を受験しました。
わたしの住んでいる地域では、早いところで1月下旬から始まり2月10日前後まで各校で入試をしています。
准看護学校は受験者が多く、受験すれば必ず入学できるものではないので滑り止めとして併願しておきましょう。
しかし、社会人入試や推薦入試では併願ができない学校もあります。
併願そのものができない学校もあるかもしれないので事前に確認をお願いします。
准看護学校を併願するメリット・デメリット
- 准看護学校に合格する確率があがる
- 多少不安が軽くなる
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最大のメリットは合格する確率があがることです。
数打ちゃ当たる作戦ですね。また、精神的にも少し負担が軽くなります。
1校しか受験してなくて落ちたらまた来年受験することを考えれば、いきおいがある内に受かっておきたいものです。
- 受験料がかかる
- 合格発表後すぐに入学金を振り込まなければいけない
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意外と高い受験料。万単位でお財布に打撃です。
しかし、メリットでも書いたように、今年不合格で来年再度受験料を払うのなら、受験料を何校も併願する分を払ってでも受かっておきたいですよね。
そして、最大のデメリットが、1番最初に受験した学校に受かった場合、そこが第一志望でなくてもその学校に入学せざるを得ない。です。
というのも、たとえば。
A校(第2志望)
- 1/30入試
- 2/4合格発表
- 2/10までに入学金を振り込まなければ無効
B校(第1志望)
- 2/4入試
- 2/11合格発表
- ……( ゚Д゚)!
第2志望のA校に合格した場合。
B校に合格するという保証はないので、その年に絶対に准看護学校に入学したい場合、 第2志望のA校に入学せざるを得ない!
これが併願の最大のデメリットです。
わたしは幸運にも第1志望から合格通知をいただきましたが、もし最初に受けてたのが第2希望だったとしても入学を決意していたと思います。
なぜなら、学校は手段であって目標は資格を取ることだからです。
准看護学校の選び方については、こちらで詳しく書いています。
面接で併願しているか聞かれたらどう答える?

皆さん心配されているのが、面接などで「うちの学校以外にも受けてる学校ありますか?」という質問に対しどう答えるか問題。
確かに、言いにくいですよね。
「こちらの学校以外も受験してます」なんて言ったら不合格になってしまいそう。
しかし、どんなに言いにくくても正直に答えましょう。
ウソついてあとでバレたらもっと気まずい思いをするし、合格していた場合取り消しの可能性もあります。
面接では必ず質問されるというわけではないので、質問されないことを願います。
准看護学校の併願のすすめ、まとめ
家から通える範囲に准看護学校が複数あるなら、併願はしておいた方がいいです。
1年でも早く資格を取って現場で働くために、できる限り入学できる可能性をあげておきましょう。
面接で併願しているか聞かれてしまったら、笑顔で「併願していますが御校が第一志望です」と答えておきましょう。