准看護学校は社会人が多く、授業料は自分で払っている方がほとんどです。
自分で払うとなると学費が払える範囲なのか不安になりますね。
今回は准看護学校の授業料や、その他諸々、2年間にかかる費用を調べてみました。
准看護学校の費用の平均
東京都・大阪府
- 入学費:約20~30万円
- 授業料:約40~50万円(1年間)
- 施設維持費:約10万円(1年間)
- 教科書代:約5〜10万円
- 実習費:約5万円
- 白衣代:約5万円
- 他、通学服(制服やスーツなど)
調べたのは東京都と大阪府にある准看護学校の学費です。
一番学費が高い学校で300万円以上になるところも。
学校によって学費に差がありますが、だいたい、2年間で約150万円前後の学校が多かったです。
准看護学校2年間の費用の合計
- 約150万円
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記載した費用は参考程度でお願いします。
行きたい学校のホームページ等で費用を確認してください。
入学費や授業料以外でかかるお金

- 参考書代(教科書とは別)
- 筆記用具(ペンやノートなど)
- 交通費
- 生活費
数十万までいかないけど、小さく痛手の出費になるものです。(生活費以外)
参考書は必ず購入する教科書とは違い、買わなくてもいい副教材的なやつです。
買わなくてもいいのですが、授業が進んでいくと参考書があったほうが効率よく勉強できます。
看護実習でも「看護過程のたて方」や「アセスメントのしかた」などの参考書があると時間の短縮になるし、なりより分かりやすい。
わたしも、はじめは参考書は高いから買わないつもりでしたが、卒業する頃までに3冊は購入していました(;’∀’)
筆記用具は、手書きのレポートをこれでもかってくらい書くので、わたしは手や指に負担がかからないシャープペンシルを購入。
交通費も学割がきくとはいえ結構な金額になるし、フルタイムで働けないけど生活費は必ずかかってきます。
准看護学校2年間にかかる費用
- 150万円+教材や道具+交通費+生活費
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生活費を含めないと約200万円というところでしょうか。
在学中の生活費や学費を支払う方法
- 貯金
- 在学中に働いた収入
- 国から借りられる奨学金
- 病院から借りられる奨学金
上記以外にもいろいろありますが主にこの4つですかね。
- 貯金+収入
- 給料+奨学金
- 貯金+給料+奨学金
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できれば貯金と在学中に働いた収入で支払えるのが理想ですが、わたしは奨学金制度を利用していました。
在学中はすごく助かりますが、返還完了するまで月2~3万とはいえ、やはり負担でした。
看護師の奨学金について
看護学校に通う人のための貸してくれる奨学金についてカンタンに説明します。
いろいろ条件はありますが、勉強に専念できるよう学校に通っている間お金の支援をしてくれます。
- 第一種:21,000円/月(1口まで)
返金しなくていい※ただし条件あり
- 第二種:25,000円/月(2口まで)
返金する
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卒業後、指定施設で5年間就業すると返金しなくていい制度がありましたが、
残念ながら平成29年4月から新規の貸与は中止となっています。
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- 日本学生支援機構奨学金
- 学校や病院独自の奨学金
貸与型や給付型、無利子や有利子などあります。
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都道府県によっても制度は様々なので、一度住んでる地域で調べてみることをおすすめします。
できれば無利子がいいですね(^O^)
准看護学校に通う費用まとめ
准看護学校の通学期間は2年間です。
授業料が発生するのはもちろんですが、その他にも交通費や生活費を考えると大きな金額になります。
受験に合格してから「お金が足りない!」とならないように、今からシュミレーションしとくといいですね。
国や学校から奨学金を借りるとしても、調べたり手続きしたり時間がかかるので計画的にいきましょう。