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のんびり働きたい看護師おすすめ!ママナースはクリニックより病棟の理由も紹介

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残業多すぎ、のんびり働きたい!

とてつもなく忙しい病院などで働いていると、看護師は残業が当たり前と思ってしまいます。

でも、日本看護協会の調査では、

  • 月に残業なし約2割
  • 月に6時間以下の残業約3割

という結果がでているんですよ。(2021年看護職員実態調査参考

残業ない&少ない看護師、意外といるのね。

世の中には残業ばかりではない、のんびり働ける職場があることを知るだけでも今後の人生が変わりますよ。

看護師がのんびり働ける職場はどんなところ?

のんびり働くってどんなイメージ?
残業がなくて体も心も余裕がある感じかな。

看護師がのんびり働ける職場の条件は、

  • 定時で仕事が終わる
  • 体力的にきつくない
  • 精神的に余裕がある

があります。

この条件に当てはまるような職場は、

  • 耳鼻科・眼科・皮膚科
  • 整形外科
  • 心療内科
  • 美容外科・美容皮膚科
  • 健診センター

など。

ただ、必ずしも↑の診療科がのんびり働ける職場というわけではありません。

立地や経営方針、業務に対する看護師の人数などによっては忙しい職場もあります。

SNSでも調べてみましたが、「のんびり働ける科」としてよく目にする科でも、忙しいところはやっぱり忙しい。

看護師はいつになっても人出不足が騒がれています。
だからこそ次の絶対にのんびり働きたい!

そこでまずはのんびり働ける職場の反対の、忙しい職場はどんな職場なのかをまとめてみました。

「のんびり」といってもそのイメージは人それぞれです。

  • どんな職場で働きたいのか
  • どんな職場は絶対にイヤなのか

のイメージを具体的にしっかり固めておくと、より自分の希望に合った職場が見つかりやすくなりますよ。

忙しい・残業が多い施設や診療科の特徴

看護師が忙しくて残業が多い職場の特徴は?

看護師が忙しい・残業が多い職場の特徴は、

  • 急な入院が多い
  • 重症・重体・重篤患者さんが多い
  • 自立度が低い患者さんが多い

です。

施設でいうと、

  • 大学病院
  • 総合病院
  • 救急救命センター
  • がんセンター

などは、来院数や急な入院、緊急性が高い患者さんも多いので、看護師は常に忙しく動き回っています。

科でいうと、

  • 循環器
  • 呼吸器
  • 消化器
  • 脳神経外科

などが多忙な傾向があります。

精神科も急性期は忙しい。

集中治療室(ICU)があったり救急搬送を受け入れている病院では当然看護業務も重くなります。

また脳神経外科に入院している患者さんは、自立度も低く寝たきりの人も多いので体力的にも大変なんですよね。

患者さんの処置や入院対応に家族のサポートはもちろん、看護記録もあるので残業が多くなりやすいです。

看護記録中にナースコール多発あるある。

ただ、忙しい科だからといって残業が必ず発生するわけではありません。

業務量が適切で、看護師同士のチームワークやコミュニケーションがしっかり取れていれば勤務時間内に仕事を終わらせることは可能。

でも看護師は常に人出不足なんですよね~。

また大きな病院では院内勉強会や研修会もあり、たいていは勤務時間外でスケジュールが組まれます。

私も日勤終了後の19時頃まで勉強会に参加していました。

こんな感じの忙しい科や施設を避ければ、比較的のんびり働ける職場に近づけるはずです。

のんびり働ける施設や診療科の特徴

改めて、比較的のんびり働ける職場を紹介します。

看護師がのんびり働ける施設や診療科は、

  • 眼科・耳鼻科・皮膚科クリニック
  • 心療内科クリニック
  • 透析クリニック
  • 慢性期病棟
  • 健診センター

があり、夜勤がなく基本的に日勤内で業務が終わるクリニックが多く、病棟では急変がなく病状が安定している慢性期病棟があります。

眼科・耳鼻科・皮膚科クリニック

  • 眼科
  • 耳鼻科
  • 皮膚科

のクリニックは比較的のんびり働ける診療科です。

その理由は、

  • 急性の症状が少なく慢性メイン
  • 手術は少なくあっても予約制の日帰り

だからです。

ただ駅前だったり小児科診療も行っているクリニックは比較的患者数が多くなる傾向です。

また耳鼻科は、風邪が流行る時期や花粉症の時期も患者数が多くなりやすいです。

心療内科・精神科(慢性期)

診療内科クリニックや慢性期の精神科病棟も、急変や緊急性が高い患者さんが少なくのんびり働くことができます。

心療内科クリニックの場合、予約制度を設けているところが多いので、決まった予定で動くことができます。

ただ、医師は診察に比較的長い時間をとることもあり、患者さんの状態によっては診療時間内に終わらないこともあります。

精神科の慢性期病棟では、他の科に比べ処置は多くありません。

ただ認知症や統合失調症の高齢者も入院しているため、介助が必要な患者さんもいます。

夫は慢性期の精神科病棟の経験者ですが、残業は月に10時間以内でした。

病棟となると夜勤もあるし、介助度や症状によって大変なこともありますが、急性期に比べたら症状が落ち着いているのでのんびり働くことができます。

急性期病棟経験者ですが、急なベッド移動は日常茶飯事でした。

整形外科

整形外科は他の外科系の診療科に比べると、精神的にのんびり働きやすい職場です。

精神的にのんびりという理由は、

  • 急変や命に関わることがほぼない
  • 患者さんは患部以外は元気

です。

クリニックでは症状が軽い患者さんが来院し自立度も高いのですが、病棟では介助が必要なことも多いです。

病棟では夜勤もあり介助が必要な患者さんも多いので、クリニックに比べ体力的に大変なこともありますが、精神的にはラクという声も多いです。

透析科

透析科は体力的に看護師の負担が比較的軽く、慣れてしまえばのんびり働ける職場です。

最初は人工透析機器の使い方を覚えなければいけないので、慣れない内は覚えることが多く大変です。

他科に比べ給料が高めなのも特徴。

機器の使い方を覚えてしまえば、病状が安定している患者さんが多いので仕事はルーティン化しやすいです。

ただ、常連の患者さんは知識が豊富&クセがある人も多く、説明や指導に苦戦することも。

また、病棟内になる透析科は入院が必要な患者さんが来るので、クリニックよりも急変リスクが高くより観察が必要です。

採血室

求人数が少ないですが採血室も看護師がのんびり働ける職場です。

基本的には採血がメインの仕事なので、採血が得意な看護師は精神的にも体力的にも負担が少ないです。

ただ、素早く正確に採血することが求められるので、焦りから針刺し事故につながるリスクが高くなります。

美容外科・美容皮膚科

美容外科や美容皮膚科はきれいになりたい患者さんが来院するので、体力的にも精神的にものんびり働ける職場です。

予約などの事務的なことからカウンセリングや施術後のケアまで幅広く担当します。

ほとんどのクリニックが夜勤がなく、美容に詳しくなれるのも美容外科・美容皮膚科で働くメリットです。

また接遇マナーを求められるのも特徴です。

看護師がのんびり働ける施設

健診センター

健診センターは主に血圧測定や採血など、決まった業務がルーティンとなっています。

健診の時期には訪れる人が多いのでそれなりに慌ただしいですが、夜勤もなく残業も比較的少ないです。

重症や緊急患者さんもいないので精神的にも負担なく働くことができます。

保育園看護師

保育園看護師は、保育園で働く看護師のことです。

園児の

  • 健康・衛生管理
  • ケガや体調不良の対応
  • 緊急時の対応

などが主な仕事内容です。

子どもが大好き体力がある人におすすめです。

夜勤がなく勤務は平日のみで残業もそれほどありません。

ただ保育園には看護師は1人のため、医療の視点で話をすると嚙み合わないことも。

また保育士さんも人出不足なので、手が空いているときは保育士のサポートにまわることも多いです。

園児は毎日フルパワーだから体力いるんだね!

ケガや体調不良の園児の対応はありますが、緊急を要する場面はほとんどないのでのんびり働くことができます。

産業看護師

産業看護師は会社や工場などの企業で働く看護師のことです。

職場によって仕事内容は違いますが、従業員の

  • 健康・衛生管理
  • ケガや体調不良の対応

などが主な業務内容です。

工場の方がケガをする人が多いよ。

夜勤もなく残業も比較的少ない、また出勤は基本的には平日なのでのんびり働くことができます。

産業保健師との違いはなに?

産業保健師・産業看護師は厳密にいうと業務内容は異なります。

大まかにいうと、

  • 産業保健師は心のケア
  • 産業看護師は体のケア

ですが、実際には仕事の差はあまりなくお互いフォローし合っていることが多いです。

看護師がのんびり働くメリットやデメリット

メリット

超多忙で残業が多い職場で働く看護師が、のんびり働くことのメリットは、

  • 体も心もラク
  • ストレスが減る
  • 自分や家族との時間が増える

などがあります。

のんびり働ける職場は日勤のみのクリニックが多いのですが、夜勤がないと睡眠不足や生活リズムの乱れからも解放されます。

医労連が行った看護職員の労働実態調査では、看護職員の休日の過ごし方の調査結果がでています。

なんと約半数以上の看護職員が、休日は、

  • 睡眠
  • 家事

のインドアで過ごしている結果でした。

年齢別にみると20~24歳の若い看護職員が特に多く、25~29歳も次いで多い結果でした。

参考:医労連:2017年看護職員の労働実態調査結果報告

新人さんは中堅に比べ残業が多くなりがち。

仕事で疲れすぎると、誰かに会ったり外に出かけることが億劫になってしまいがちなんですよね。

なのでのんびり働ける職場に移ることで、仕事メインの人生ではなくなり、

  • 没頭できる趣味
  • 大切な家族

の時間が増えより充実したプライベートメインの人生にシフトできることが最大のメリットです。

体力や気力も戻って生活が楽しくなるんだね。

デメリット

反対にデメリットはというと、

  • 収入が減る
  • スキルアップできない
  • 看護知識や技術が鈍る

などがあります。

もしのんびり働きたいと日勤のみにすると、夜勤手当がなくなり収入が減ることがあります。

また、軽症患者さんメインの職場では看護処置もあまりなくルーティン化しやすいです。

反対に、多忙な病院や診療科では患者さんの緊急事態時の対応力や判断力などのスキルを身につけることができます。

のんびり働ける職場も、多忙な職場も、感じる一長一短は看護師によってそれぞれ違います。

自分や家族にとって、

  • 何を取るのか
  • 何が大切なのか

を天秤にかけよく考えることが重要です。

看護師がのんびり働ける?クリニックの注意点

看護師といっても年齢や家族構成はバラバラです。

  • 独身の看護師
  • 小さい子供がいる看護師
  • 中・高校生の子供がいる看護師
  • 介護が必要な家族がいる看護師

のんびり働けるのは夜勤がないクリニックだからといって、クリニックに転職するのは危険です。

クリニックは確かに日勤のみで入院や夜勤がなく体的にも精神的にもラクなイメージがありますよね。

確かにクリニックはラクってイメージがある。

クリニックの特徴は夜勤がない以外にも、少人数の看護師でまわしていることです。

つまり、非常に休みづらいということです。

自分の風邪や体調不良ならまだ気を付けたりできるのですが、小学生前の小さい子供がいるとそうはいきません。

子供は頻繁に風邪をもらってきますし、保育園や幼稚園に入園したばかりでは1ヶ月に健康なときが1週間ということもあります。

なので、小さい子供がいたり、急な休みが発生する可能性がある看護師ほど、慢性期病棟がおすすめです。

さらにプラスしてママナースが多い職場だと、急な休みに対しての寛大なので、理解してもらいやすいです。

お互い様精神というやつです。

慢性期なら病状が落ち着いている患者さんメインなので、急性期に比べのんびりしています。

病棟かぁ。でも夜勤はしたくない・・。

病棟なので夜勤もあるかもしれませんが、そこは入職前の面接で希望をしっかりと伝えておきましょう。

のんびりした職場で働けても、急な休みが多く人間関係がぎくしゃくしては転職した意味がありません。

子供の成長に合わせて働くママナースはまだまだ多いです。

自分にも家族にも無理のない職場を選んでくださいね。

おすすめの転職サイトや上手な活用法のコツ

看護師がのんびり働ける職場で働くには、まずはクリニックや施設の情報収集が必要です。

それには、

  • 自分で求人を探す
  • 転職サイトを利用(無料)

の2通りの方法がありますよ。

それぞれのメリットデメリットや、転職サイトの上手な活用法を紹介しますね。

自分で探す?転職サイトを使う?メリットデメリット

転職サイト通すとめんどくさそうだから、自分で探そうかな。
ちょっと待って!こんなメリットもあるよ!

看護師が転職するときに、求人を探して直接応募することも可能です。

自分の好きなタイミングで行動できるし、他人から何か言われることもないので気が楽なのがメリットですよね。

ただ、求人欄には内部事情まで載っていないんですよね。

(・・・はッ)!

残業時間が載っている求人もありますが、病院の場合、全病棟がその残業時間なはずがないですよね。

小さい子供がいるママナースなら、同じようなママナースが多く働いていた方が何かと心強いです。

常に求人をかけていて出入りが激しいクリニックや病院はブラックの可能性があります。

こういう内部事情を知っている転職サイトを利用することで、

「こんなはずじゃなかった!」

の率をグンと下げることができます。

  • 希望の職場と出逢える
  • こんなはずじゃなかった!を避ける

が、転職サイトを利用する最大のメリットです。

https://nurse35.work/tensyoku-seikoup/

こちらの記事で詳しく紹介しています。

内部事情に詳しいおすすめの看護師転職サイト

看護師が転職するならおすすめの転職サイトはこちら。

  • レバウェル看護
もちろん完全無料

どちらも看護師に特化した転職サイトで、利用者の満足度が高いのが特徴です。

安心して利用できるってことだね。

どちらも職場の採用担当者や看護部長、看護師にインタビューを行い、「実際どんな職場なのか」という情報を持っています。

転職サイトは2つ以上利用のがおすすめです。

その理由は、

  • 転職サイトによって扱っている求人が違う
  • 紹介してくれる担当者との相性が違う

です。

私の元職場も、1つの転職サイトでしか求人がなかったです。

また、どんなアドバイザーが担当になるのかは運次第。いい担当者もいれば、着拒したくなるような担当者もいます。

まさにガチャ。

そんなときは、転職サイトの他にも、

を利用して担当者の対応レベルを比較してみましょう。

いい職場に巡り合うためには、親身に一生懸命探してくれる担当者さんと出逢うことです。

転職サイト登録は1つしかNGという決まりはないし、必ず就職しなくてもOKです。

より自分に合った希望ぴったりの求人を紹介してもらうためにも、2つ以上の登録がおすすめですよ。

自分に合った職場を紹介してもらうコツ

どうやったら希望の求人を紹介してもらえるの?

転職サイトは登録したからといって、ピッタリの求人を持ってきてくれるわけではありません。

まずは電話で希望条件のヒアリングをするのですが(初回だけ)、そこで遠慮せず希望を伝えることです。

  • 月や年の休日数
  • 残業は絶対にしたくない
  • 小さい子供がいるから急に休むかも

など、どんな風に働きたいかを担当者に最初にしっかり伝えることで、より希望に合った職場を紹介してもらえます。

ここの遠慮や妥協は絶対NGです。

転職サイトに登録したからといって、必ず転職しないといけないわけではありません。

希望にぴったりの求人が見つかるまで根気強く待つこともOKなので、遠慮や妥協はダメですよ。

レバウェル看護 ( 旧 看護のお仕事 )

看護師の転職サイトよくあるQ&A

ここでは看護師の転職によくある悩みや不安をレバウェル看護のQ&Aから紹介します。

ブランクやキャリアが短くても転職できる?

もちろん大丈夫です。教育体制が整っており、ブランクやキャリアが短い方でも就業できる病院などございますので、まずはお気軽にキャリアアドバイザーにご相談ください。

転職予定は未定。情報収集のために申し込んでもいい?

もちろん大丈夫です。転職時期が決まっていない、転職するかどうかもまだ迷っているという方でもお気軽にご登録ください。

紹介された求人に興味がない場合は断れますか?

紹介された求人に興味がない場合はお断りいただけます。紹介した求人がご希望に合わないものである場合はご遠慮なくお申し出ください。

出典:レバウェル看護よくある質問

転職サイトも自分のペースで探せるんだね!
その通り!登録してもピッタリの条件がないなら見送ってOK!
  • 断ってばかりでなんか申し訳ないな・・・。
  • 紹介してくれたアドバイザーに悪いかな?

なんて思う必要は全くありません。

看護rooもレバウェル看護も、あなたが「転職してよかった!」を目指しているのでムリはしてほしくないはずですよ^^

レバウェル看護 ( 旧 看護のお仕事 )

看護師がのんびり働ける職場、まとめ

看護師が比較的のんびり働ける職場は、

  • 眼科・耳鼻科・皮膚科クリニック
  • 心療内科クリニック
  • 透析クリニック
  • 慢性期病棟
  • 健診センター

があります。

看護師といっても職場や業務内容は様々で、自分に合った職場を選ぶことはとっても大切です。

女性は独身・結婚・出産・育児とライフステージが激変するため、人生の優先順位は刻々と変化します。

男性の育休、早く当たり前になってほしいですね。

看護師は常に人手不足・・・逆をいえば自分が希望する職場を選び放題ということです。

今は何が一番大切なのかをしっかり考えて、自分に家族も大切にできるような働き方ができるよう願っています。