多くの准看護学校は1年生の終わりから、病棟での基礎実習が始まります。
看護実習は朝から夕方まで病棟にいるため、1年時と比べると記録物や事前学習が一気に増えプライベート時間がグッと減ります。
同時に睡眠時間も減りますが、「やることいっぱいで寝られない」からと日々寝不足状態では1年間の実習は大変ツライものになるでしょう。
最悪、実習についていけず留年…なんてことに。
ただでさえツライ看護実習を乗り越えるためにも、睡眠時間は6時間は取ってほしいところです。
今回は、実習中でも睡眠時間を確保するためのコツや工夫を紹介します。
睡眠時間を確保するためには、記録物や課題を終わらせることが必須
やめるべき5つのことを紹介する前に、看護実習中はなぜ睡眠不足になりがちなのか。
それは、やらなければいけない記録物や事前学習が山ほどあるからです。
もしやらないで実習に行けば留年確定です。
看護実習中は1年生と比べ机に向かう時間が大幅に増え多忙な日々でしたが、しっかり睡眠をとることでツラさは軽減しました。
睡眠時間を確保するためには、やらなければいけない記録物や事前学習を、最短スムーズに終わらせる必要があります。
テレビ・スマホ・マンガは見ない

受験勉強のときと同じです。
テレビやマンガ、スマホやネットはあっという間に時間が過ぎていきます。
調べ物なら”〇〇分まで”と時間を決める。
なんとなく見ているのなら、一刻も早くやめるべき。
これらの怖いところは、気づいたら1時間も2時間も経っているところです。
その時間に記録物や事前学習を終わらせてしまうのが、賢く時間の使い方が上手な人。
逆をいうと、テレビやスマホに時間を奪われているようでは、看護実習は睡眠不足との戦いでしょう。
実習期間中は、やるべきことが全て終わった週末に、”〇〇分”と時間を決めて思う存分楽しむことをおすすめします。
ボーっとしない、ダラダラしない

休憩するのは良いことですが、疲れているとついついボーっとしてしまいがち。
少しの休憩は集中力の回復効果もあり、積極的に取った方が勉強の効率がアップします。
しかし、疲れたからといってダラダラしていると時間がどんどん過ぎていく。
10分程度休んだら、やるべきことに取りかかりましょう。
チャチャっと終わらせて、早めに布団に入りしっかり睡眠を取った方が体力も回復します。
食事サッとお風呂はパパっとが基本、ゆっくりしない

美味しいごはんをゆっくり味わって、温かい湯船にゆったり浸かりたいところですが…。
実習期間中は睡眠時間を6時間以上取ることが最優先なので、食事もお風呂もサッと終わらせましょう。
シャワーだけで済ませた方が短時間で済みますが、湯船にどっぷり浸かった方が体の疲労は取れます。
友達と一緒に勉強しない

クラスメイトや友達と一緒に勉強して分からないことを教え合うのは素晴らしいことです。
しかし、勉強だけでは済まず、実習や学校のグチや噂話、家族や好きな人、ドラマやアイドルなど盛り上がってしまうことも。
やはり集中するならひとりがベスト。
誰かと一緒だと相手のペースに巻き込まれてしまい、集中力が続きません。
本来なら集中すれば短時間で終わるはずのレポートも、1日かけて書くようでは本末転倒。
友達と会うなら勉強抜きでゆっくりお茶でもしながら会話に花を咲かせましょう。
週末の予定の入れすぎをやめる

- 外に出かけたり遊びに行くことがストレス発散になる
- 家にいるとストレスが溜まる
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- 家でゆっくり過ごすことがストレス発散になる
- 外に出かける、遊びに行くことがストレス
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どちらのタイプですか?
ここを間違えるとストレスを溜め込んだり、発散できなかったり。
実習も学校も休みの週末は、心も体も休息する日。うまくリフレッシュしましょう。
外がストレスになる方は週末は家でゆっくりすることを、家の中がストレスになる方は、思う存分外でストレス発散することをおすすめします。
とはいっても、実習期間中は翌週の準備があるので、いつもよりは控えめにして勉強する時間に充てましょう。
1週間が終わり、グッタリ疲れているので翌週の実習を乗り越えるためにもしっかり休んでください。
実習中にやめるべき5つのこと、まとめ
テレビ、スマホをやめるだけでもかなりの効果があります。
実習期間中は目が回るほど記録物にレポートに忙しいです。
乗り越えるためにも睡眠時間の確保は最優先です。
20代なら乗り越えられるものも(体力気力の面で)、30代40代となると本当にしんどいです。
逆をいうと、睡眠時間さえある程度取っておけば、看護実習は乗り越えられますよ。