看護学校の男性は何がつらいかというと、女性の圧倒的パワーに押されてしまうんですよね。
ただ、看護学校の男性にもつらい中にもメリットもあり、看護学校生活すべてがつらい訳ではありません。
この記事では看護学校の男性のつらい理由や、うまく立ちまわるコツを紹介しています。
看護学校で男性の学生を見てきた経験と、看護師の夫の学生時代の話しも合わせてまとめたので参考にしてくださいね。
看護学校の男性がつらいという理由
看護学校の男性がつらいという理由は、
- 女性特有の人間関係が複雑
- 産婦人科実習のアウェイ感が凄まじい
があります。
看護学校で女性の人数が多いのはしょうがないことなのですが、女性特有の人間関係に苦戦する男性は多いです。
男性学生がつらい理由①女性特有の人間関係が複雑
- 看護大学
- 看護専門学校
- 准看護学校
で傾向が違うと思いますが、私は准看護学校に行っていましたがものすんごくめんどくさかったです。
- 愚痴や悪口が大好きな女性
- 常にマウント取ってくる女性
- なんでも1番じゃなきゃ気が済まない女性
など、今までテレビや漫画の世界でしか見たことがないタイプの女性が結構いました。
准看護学校は働いていたり、社会人を経て入学する人が多く年齢層が高いので余計にキャラの強い女性が多かったのかもしれません。
看護学校は男性がとても少ないし、看護技術の練習や授業内で意見を交わすことも多く他学生と絡むことも多いんですよね。
女性特有の変なルールや派閥みたいなのもあり、察して発言や行動しないと知らずにトラブルに巻き込まれていることも。
たとえば、クラス内で水面下で対立している派閥があるとして、
- さぐりを入れられる
- 相手の派閥の悪口を吹きこまれる
- こっちの味方にさせようとする
など、大なり小なりあるんですよね。学校生活を送っていると。
また、
- バイタルサイン測定
- 全身清拭
- 移乗
など、看護技術の練習では男性が少ないので女性ともペアになることは避けられません。
直接肌を触ったり、距離が近いというか移乗はガシっとくっつくので、そういう気まずさもあります。
ただ、看護師を目指す以上、待っているのは女性が多い職場なので看護学校で練習しておくとそれは立派なスキルになりますよ。
男性学生がつらい理由②産婦人科実習のアウェイ感
そして産婦人科実習での男性学生のアウェイ感というか、男性なので待機の時間が長いのもつらいと言う人が多いです。
産婦人科の受け持ち患者さんは全員女性です。
実習内容も産後特有のものなので、病室も授乳室も、男性学生は入れないんですね。
なので実習の計画や記録は同グループの女性学生に聞かないと、何もできないのがかなりつらいようですね。
計画も振り返りも限られた範囲しかできないので、他の科より圧倒的にラクだったっと。
男性の産婦人科実習は気まずさはかなりあると思いますが、夫のようにラクという見方もあるので心配しすぎる必要はありませんよ。
パワハラ看護学校ではちょっと違う?
パワハラ系の教員がいる看護学校は、男女関係なくクラス内の団結力が他よりいいこともあります。
不思議な事に共通の「敵(教員)」がいると結束力が高まるんですよね。
夫にも看護学校の人間関係を聞いてみたら、そんなに目立つトラブルはなかったし、穏やかだったよと。
理不尽な怖い教員がいる看護学校なんていきたくないですが、良い点もあるってことですね。
それに男性学生が少なくても、その中でメリットもあるのでどうか悲観しないでくださいね。
看護学校の男性が少なくてもメリットはある!
看護学校の男性はデメリットばかりかと思いきや、メリットもあります。
それは男性学生同士の結束感が高くなり、励まし合ったり助け合うように自然となることです。
これは私のクラスの男性郡を見ていても仲いいな~と感じたし、夫も男性学生には助けてもらったと言っていました。
テストの過去問を回し合ったり、勉強が得意な学生はまとめたノートを見せたり、平和で楽しそうだな~と思った記憶があります。
ただこれは男子学生の性格にもよるし、そもそも男子学生がクラスに1人いうぼっち状態の可能性もゼロではないので、入学してみないと分からないのがツラいところです。
こちら↑の記事ではぼっちを抜け出すためのコツを紹介しています。
男女問わず自分と性格が合う人と仲良くなるとつらい学校生活も楽しくなるので必見です。
看護学校の男性でも孤立やトラブルなく卒業するポイント
ここでは男子看護学生がスムーズに卒業するための立ち回り術を紹介します。
女性が圧倒的に多い看護学校で人間関係のトラブルを回避するには、
- 目立たないこと
- 常に中立の立場にいること
- 愚痴悪口には乗らないこと
- 否定や上から目線の発言はしない
- 看護学校内での恋愛は十分注意
することです。
女性は男性と比べて愚痴や悪口が好きな人が多い傾向があり、タチが悪いことにただの愚痴・悪口じゃないんですよね。
ターゲットの愚痴・悪口をいうことで、あなたが、
- ターゲットについてどう思っているのか
- 仲間に引きこめそうか
を見ていることがあります。
ここで中立の立場を破り、どちらか寄りになる発言をしてしまうと途端に今後の看護学校生活に暗雲が立ち込めます。
ここで噂好きの看護学生がいたら最悪で、
と伝達され、もっと最悪なことに根ひれ尾ひれつけて盛られた噂話を流されます。
この解決策には、意見を求められても中立の立場を守り、愚痴悪口は聞くだけのスタンスを持ち話題を変えるきっかけを待ちましょう。
上から目線の発言や否定する発言はNGで、なんならいつも低姿勢でいた方が女性受けはいいと思います。
低姿勢といっても気弱男子ではなく、自分の意思をしっかり持った毅然とした男子学生というイメージです。
気が弱いイメージを持たれてしまうと、なんでもかんでも困ったときは男性学生に押し付けられてしまう可能性があります。
目立つくらいなら、徹底的に目立たない方がスムーズな人間関係でいうと特だと思います。(夫の看護学生時代のように)
看護学校内での恋愛はリスクが高い
そして注意しなければいけないのが看護学校内での恋愛です。
看護学校内での恋愛の仕方を1歩間違えると、いいネタにされたり変なレッテルを貼られたり、いいことが一切ありません。
看護学校は女性が多く、男性が少ないと出会いもないので近づいてくる女性もいるかもしれません。
そこで相手の本性も分からず浮かれて距離を縮めてしまうのはとても危険です。
変な誤解を周りにも与え、他の女性と話していただけなのに、
なんて噂が立つ可能性が十分考えられます。
1番いいのは看護学校では女性を女性として見ず、彼女は学校外で作ることです。
看護学校の男性の恋愛の注意点についてこちら↑の記事に詳しくまとめたので、チェックしてみてくださいね。
看護学校の男性は女学生からどう見られているのか(経験談)
私が通っていた准看護学校は1クラス40人ちょっとで男性は2割いかないくらいでした。
男性はクラスに1割の看護学校が多いので、多い方かなと思います。
男性学生の年齢は20代~40代で、30代前後の独身が多かったです。
看護学校に入学するくらいなので性格は穏やかな人ばかりで、女性ばかりの環境に苦戦しつつも比較的仲良くやっていた気がします。
でもやっぱり男性は男性で固まっていましたね。
優しい男性ばかりだったので、女性の圧にはかなり押されていた印象があります。
休み時間になると数人で集まってスマホでゲームしながら楽しそうに話していたり、傍から見ても本当に楽しそうで羨ましかったですね。
【あるある】看護クラスでの男子は男ではない。魅力がないってわけじゃないよ…
— 看護学生の悩み (@kango_student) January 11, 2023
看護学校の男は、男にみられないという意見もありますが私のクラスでは3組カップルがいました。(私含め)
夫も看護学校内で過去付き合っていた人がいたようで、男にみられないかどうかはその人によると思います。
でも恋愛を全面に出し過ぎるとトラブルになりやすいので、恋愛するときは十分注意しないと危険です。
産婦人科実習では、私のグループにも男性が1人いましたが、病棟廊下を歩くこともできず行けたのは新生児室のみ。
確か受け持ち患者さんを持たずに、計画や記録は新生児のことのみだった気がします。
これは学校によってかなり違いがあると思います。他の学校では授乳室で見学をしたという男子学生もいました。
看護学校の男がつらい理由、まとめ
看護学校の男性がつらいのは、女性特有の人間関係やルールに直面するからだと私は思っています。
ただ、それは卒業して看護師になってからも逃れられないと思うので、学生中に慣れておくと就職してからがイージーになりますよ。
気まづさやつらさはあると思いますが、看護学校に入学したらどれも避けられないことです。
めげずに、折れずに、淡々と目の前にあることをひとつずつクリアしていってくださいね。